「サプライチェーン・マネジメント」についてご紹介している住友商事のサステナビリティページです。
当社グループは、持続可能な社会の実現に向けて、取引先や事業パートナーとともに社会的責任を果たすべく、「持続可能なサプライチェーン行動方針」を制定し、さまざまな機会を捉えてその理解・浸透に取り組んでいます。
取引先や事業パートナーへ「持続可能なサプライチェーン行動方針」を共有し、必要に応じて、その遵守状況を確認しています。また、各事業における社会・環境関連リスクのモニタリングにおいて「持続可能なサプライチェーン行動方針」、個別調達方針や各法規制に基づき、サプライチェーンの確認を行っています。
2009年11月制定
2013年11月改定
2026年7月改定
住友商事グループは、「住友の事業精神」および経営理念に基づき、健全な事業活動を通じて社会の持続的発展に貢献することを基本的な使命としており、「国際人権章典」、国際労働機関(ILO)の「労働における基本的原則及び権利に関する宣言」、国連「ビジネスと人権に関する指導原則」および「国連グローバル・コンパクト 10 原則」をはじめとする人権等に関する国際規範を尊重した事業活動を実践します。
グローバルに多様な事業を展開し、多様なサプライチェーンを有する総合商社として、取引先・事業パートナーとともに、持続可能なサプライチェーンを構築していくため、当社グループは、以下に定める事項への賛同と理解、実践を取引先・事業パートナーに求め、関係するサプライチェーンにおける課題の把握および改善に向けて、それらと共にステークホルダーとの対話と協議を行いながら、社会的責任を果たしていきます。
なお、本方針に反する行為を含む、人権・環境などに関する負の影響がサプライチェーン上で確認された場合には、人権等に関する国際規範に従い、取引先や事業パートナーとの対話を通じて是正を求め、必要に応じて改善に向けた計画の策定や実行を求めます。人権等に関する国際規範に従った当社グループの影響力の範囲内での継続的な指導・支援などにもかかわらず、改善しないと判断される場合には、取引の一時停止や見直しを含む適切な対応を検討します。
住友商事は、持続可能な社会の実現に向けて、取引先や事業パートナーとともに社会的責任を果たすべく、「持続可能なサプライチェーン行動方針」を制定しており、特に持続可能な調達を要する主要な天然資源については、個別の方針を制定して取り組んでいます。
パーム油は世界で最も生産されている植物油で、食品や化粧品等さまざまな用途で私たちの生活と密接に関係しています。一方、その原料となるアブラヤシは、農園開発による貴重な森林の伐採や生物多様性の毀損、地域住民への影響や、生産現場での強制・児童労働が指摘される場合がある等、パーム油はサプライチェーン上流での社会・環境リスクが高い製品であると認識しています。
従い、当社グループは「持続可能なサプライチェーン行動方針」に基づき、取引先をはじめとするステークホルダーとともに社会的責任を果たすべく、パーム油を取り扱う複数の事業会社とともにRSPO(※)に加盟し、サプライヤーとともに透明性の高いサプライチェーン構築に努めています。
食品・食料専門商社の住商フーズ及び食用油メーカーのサミット製油では、サプライヤーへのアンケート調査を通じて、人権等における固有の問題の有無や対応状況の確認を行っています。また、化粧品関連の専門商社である住商コスメティクスにおいても、サプライヤーへのアンケート調査を行うとともに、行動規範(Code of Conduct)の遵守を依頼しており、パーム油の持続可能な調達に取り組んでいます。
2010年7月に米国で成立した金融規制改革法(ドッド・フランク法)により、米国上場企業は、世界的に最も紛争・人権侵害が多発している地域である、コンゴ民主共和国及びその周辺国で産出される「紛争鉱物(※)」の自社製品における使用有無を、毎年サプライチェーンを遡って調査し、その調査結果を米国証券取引委員会(SEC)に報告するとともに、自社ウェブサイト上で情報公開する義務を負うこととなりました。
当社グループ自身は、米国上場企業ではないため、直接の報告義務は負いませんが、 紛争鉱物に関する国際的な課題や取引先の要請を踏まえながら、企業活動における社会的責任を果たすため、関係する動向を注視し、サプライヤーとの情報連携などの対応を進めていきます。
企業の社会・環境に関するサステナビリティ・パフォーマンスを独自のプラットフォームを用いて評価する機関であるEcoVadisの評価を受け、以下のグループの会社がEcoVadis認定メダルを取得しております。
広範な産業と関わり、多くの用途に広がる化学品・エレクトロニクス分野におけるトレードを中核事業とする住友商事ケミカル㈱では、顧客の要請に基づき、 仕入先の原材料サプライヤーに「武装勢力の資金源となる紛争鉱物の不使用」や「製品含有化学物質管理」の確認を実施し、環境・人権に関する問題が発生していないことを確認しています。
また、環境保全推進等を目的とした販売先のグリーン調達制度等に同意するとともに、その原材料サプライヤーにもグリーン調達制度等に同意して環境関連法規等を遵守することを求め、その履行状況も確認しています。
企業がサプライチェーンの倫理的・持続可能な管理を行うための プラットホームを提供する非営利団体Sedexに加盟し、環境・人権に関するSedexの監査にも合格しています。
当社子会社であるフェイラージャパン社では、シュニール織が特徴のドイツの織物ブランド「フェイラー」の製品を輸入・企画・販売しています。「フェイラー」はシュニール織に使用する全ての綿糸を繊維製品の国際的安全基準を満たしたエコテックス®スタンダード100(※)の認証企業から買い付けを行っています。
当社グループ会社の住商フーズは、2025年11月に発表された「第2回フェアトレード・ジャパン アワード」にて、トレーダー部門シルバー賞を受賞しました。これは特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン主催の、日本国内のフェアトレード推進活動において優れた功績のあった企業・団体に対し、その功績を称え表彰するアワードです。住商フーズの選出理由は、中南米地域で開催されるフェアトレードコーヒー品評会には審査員として現地参加するなど、生産地との連携を積極的に推進。フェアトレードの意義を積極的にメーカーや消費者へ伝え、理解促進にも大きく寄与したとの評価です。なお同社は、2023年10月に発表された「第1回フェアトレード・ジャパン アワード」でも同じくトレーダー部門シルバー賞を受賞しています。
住商フーズは、美味しいだけではく、持続可能な豊かな「食」の未来に寄与するコーヒーを常に追求し、その意義を伝えながら世に流通させることを目指しています。その一環として、社会や地球環境に良いフェアトレード認証コーヒーの取り扱いとその普及に資する活動を行っています。具体的には、フェアトレード認証コーヒーの販売量に応じて支払われるフェアトレード・プレミアムがどのように生産地の役に立っているのか、長年関係を築いてきたサプライヤーからの詳細な情報を、実際に商品を買ってくださる焙煎業者や消費者の方へ提供したり、国内外のフェアトレード関連組織と連携して、フェアトレード認証自体の認知・購買を広げる活動を積極的に行っています。
フェアトレード認証コーヒーの事例の一つとして、フェアトレード認証が付いた原料であることを前提とした、Con Manos De Mujer(CMM、英語名:WOMAN’S HAND)認証のコーヒーを取り扱いがあります。CMM認証は、女性の社会的地位の向上・経済的環境の改善を目的に、 2010 年にMayacert S.A. が Asobagri組合とともに立ち上げたもので、認証コーヒーの価格に付与されるプレミアムは、奨学金や医療費補助等に形を変え、組合を通して所属する女性生産者が活躍する場、自己実現を支援しています。

当社グループ会社でスーパーマーケット事業を展開するサミットでは、持続可能な調達や環境・社会への配慮を目的として一部の水産物製品に関してはASC認証(※)を取得した水産物製品を取り扱い、サステナブルな目線で商品開発を行っています。
当社グループの不動産投資事業を担う住商リアルティ・マネジメント(株)は、世界的潮流の変化に適応し、ステークホルダーの期待に応え、持続可能な社会の実現へ貢献するため、7つのマテリアリティを特定し、取り組みを進めています。また、不動産運用会社として投資判断・運用プロセスへESGの要素を組込んでいくことが、中長期的な投資主価値の最大化に不可欠であると考え、ESGに係る基本的な方針を定め、実践していきます。
| 重要課題(マテリアリティ) | 取り組み | |
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当社は、不動産運用会社として投資判断・運用プロセスへ環境・社会・ガバナンス(以下ESG)の要素を組込んでいくことが、中長期的な投資主価値の最大化に不可欠であると考え、以下の通りESGに係る基本的な方針を定め、実践していきます。
当社は2019年にRSPOに正会員として加盟。また当社連結子会社の住商フーズ及びサミット製油は2021年度にRSPOサプライチェーン認証を取得しました。

当社は国際的な森林認証制度であるFSC(FSC-C016535)認証企業として、FSC認証材を販売しています。
国際的な森林認証制度の一つであるPEFCのCoC認証を取得しています。
ライセンス番号 PEFC/31-31-1393 ・ PEFC/31-31-1559
当社は2019年9月に日本企業として初めてSBPのCoC(Chain-of-Custody)認証を取得しました。
本認証は、認証取得企業が製造・取引・使用するバイオマスが持続可能に管理された森林に由来することを証明する認証です。
当社はバイオベース製品の国際認証であるISCC PLUSを取得しています。これにより、ISCC PLUS認証商品のトレードが可能になっています。また、以下のグループ会社がISCC PLUSを取得しております。
当社は、欧州連合(EU)の再生可能エネルギー指令に準拠した国際認証ISCC EUを取得しています。これにより、ISCC EU認証商品トレードが可能になっています。
当社は、国際航空のためのカーボン・オフセットおよび削減スキーム に準拠した国際認証ISCC CORSIAを取得しています。これにより、ISCC CORSIA認証商品トレードが可能になっています。
当社は国際的なアルミニウム業界団体であるASIに加盟しています。アルミニウムの素材と製品のグローバルな取引に積極的に参加する企業として、当社は世界のアルミニウムのバリューチェーンにおいて、ASIの活動や基準を支援します。