「IBCステークホルダー資本主義指標に基づく開示」についてご紹介している住友商事のサステナビリティページです。
当社は2021年1月に、ダボス会議の開催母体として知られる世界経済フォーラムの下部組織であるInternational Business Councilが主導してまとめたステークホルダー資本主義指標(Stakeholder Capitalism Metrics)に賛同を表明しました。本指標は、企業が業種や地域を問わず報告可能である普遍的で比較可能な開示事項を提供するものであり、ガバナンス(Governance)、地球(Planet)、人(People)、繁栄(Prosperity)の4つのテーマで21項目の中核指標と34項目の拡大指標からなる、非財務情報開示の指標と開示・報告の枠組みです。当社はこの指標を活用しながら、当社ステークホルダーへのさらなる非財務情報開示の拡充を図っていきます。
2023年度は、当社にとって重要性の高い項目を中心に開示しています。
:中核指標 :拡大指標
テーマ | 指標 | 回答 |
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ガバナンスの目的 |
目的の設定 |
当社は、より良いガバナンス体制の構築・維持と事業活動の遂行に努めることが、企業の持続的成長・発展と中長期的な企業価値の向上、ならびに社会における企業としての使命を果たすことに資するものであり、株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等、全てのステークホルダーの利益にも適うと認識し、今後もガバナンスのより一層の向上を目指し不断の努力を重ねていきます。 当社の「住友商事コーポレートガバナンス原則」の2.2条に記載しています。 |
目的主導型のマネジメント |
当社の企業使命は、健全な事業活動を通じて、株主、取引先、地域社会の人々、社員も含めた、全てのステークホルダーの豊かさと夢を実現することです。 |
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ガバナンス機関の質 |
ガバナンス機関の構成 |
最高ガバナンス機関の構成(取締役会(監査役会設置会社))と構成員に関する事項(取締役:社内6名・社外5名(うち、女性2名)、監査役:社内2名・社外3名(うち、女性1名)については、ガバナンス関連データをご参照ください。 また、コーポレートガバナンス報告書の他、統合報告書のコーポレートガバナンスのパート、「住友商事コーポレートガバナンス原則」及び株主総会招集通知においても開示しています。 |
戦略的マイルストーンに対する進捗 経済・環境・社会面でのマテリアルな戦略的マイルストーンについて、翌年度に達成される予定のもの、前年度に達成されたもの、及びそれらのマイルストーンが長期的な価値にこれまでどのように貢献してきたか、これからどのように貢献するかの開示 |
当社は中期経営計画において、経営上の定量・定性目標を定め、その達成に向けてPDCAを回しつつ取り組んでいます。2021年度を初年度とする中期経営計画「SHIFT 2023」では、社会・環境面についても、2020年度に設定した6つの重要社会課題とそれらの課題に貢献するための長期目標と、2021年度に定めた長期目標達成のための中期目標を掲げました。これら目標に対する取り組みの進捗をモニタリングし、2022年度からは、その結果を開示しています。 |
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報酬
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1. <報酬水準及び報酬構成比率(2024年度)> |
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2. <報酬ポリシー②:譲渡制限付業績連動型株式報酬> |
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ステークホルダー・ エンゲージメント | ステークホルダーに影響を与えるマテリアル・イシュー 企業と主要なステークホルダーにとってマテリアルなトピックのリスト、そのトピックの特定方法と、ステークホルダーとのかかわり方。 |
住友商事グループの根底には、住友の約400年にわたる持続的な発展の基盤となった住友の事業精神が流れています。そうした事業精神の一つに「自利利他公私一如」があり、その説くところは、自らに価値をもたらすと同時に取り巻く社会にも価値をもたらし、ともに成長を実現することにあると考えます。 当社は、2017年に、優先的に取り組むべき重要な課題としてマテリアリティを特定し、当社の戦略や事業とマテリアリティの関係を常時明確にすることで、当社の事業活動が社会課題の解決に貢献することを意識したサステナビリティ経営を行ってきました。 2020年には、サステナビリティ経営の高度化として、持続可能な社会の実現のために果たす役割を明確に示すべく、6つの重要社会課題、「気候変動緩和」「循環経済」「人権尊重」「地域社会・経済発展」「生活水準の向上」「良質な教育」を定めました。また、それぞれの課題に対する長期目標や、より具体的な取り組みを示す中期目標を設定し、各目標に対する進捗を当社ウェブページ等で開示しています。 2024年には、気候変動や生物多様性の喪失など社会課題の一層の深刻化や、当社グループの強みやステークホルダーからの期待も踏まえて、改めて価値創造の観点から、2024年に「マテリアリティ」と「重要社会課題」の統合及び更新を行いました。 このマテリアリティの更新に当たっては、より深刻化する社会課題と、2017年に定めたマテリアリティと2020年に定めた重要社会課題に基づき取り組んできた当社グループの実績や培った強み、ステークホルダーの期待も踏まえて、価値創造の観点から社内外のステークホルダーと約1年にわたり議論・意見交換を行い、経営会議、取締役会での承認を経て、更新を実施しています。 |
倫理的行動 | 腐敗防止
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1. |
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3. このような当社グループの考え方や取り組み方針等をまとめた「住友商事グループ贈賄防止指針」では、当社グループの贈賄防止 に関する原則を宣言しています。また、代理店等を含む取引先や事業パートナーの皆様を対象に、当社グループの贈賄防止体制 や贈賄防止のための取り組みについて説明し、取引先や関係者の皆様にご理解とご協力をお願いしています。 |
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倫理的助言と通報制度の保護 以下の場合に利用できる、内部及び外部のメカニズム。
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独占禁止法違反や贈収賄・腐敗行為等の各種法令違反のみならず、職場での不正行為、不正経理、ハラスメント行為等、コンプライアンスに関する問題が生じた場合又はその恐れのある事態を知った場合には、上司あるいは関係するコーポレートグループの各部署に対して「即一報」を行うことを社則に明記し、徹底を図っています。さらに、何等かの事情で職制ラインでの報告が困難な場合に備えて、この通常ルートの他に、問題に気付いた役職員が社内外の受付窓口を通じてチーフ・コンプライアンス・オフィサーに連絡できる、「スピーク・アップ制度」を設置しています。 また、当社では、国内外を問わず、グループ各社の役職員が通報することが可能なグループ・ベースのスピーク・アップ制度も設置し、運用しています。詳しくは当社Webサイトの「コンプライアンス」に関するページをご参照ください。 なお、当社Webサイトの「お問い合わせ」等を通じて社外のステークホルダーからいただいた助言や通報についても、内容に応じ然るべき部署が対応しています。 |
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非倫理的行為による金銭的損失 詐欺、インサイダー取引、反トラスト法違反、反競争的行為、市場操作、不正行為、又はその他の関連業界の法律や規制の違反による訴訟手続きの結果発生する金銭的損失の総額 |
2023年度、当社において該当する事案(金銭的損失)はありません。 |
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ロビイングに関する、戦略とポリシーの整合性 公共政策の立案への参加やロビー活動の焦点となっている重要な問題や、これらの焦点分野に関する会社の戦略、及びロビー活動の立場と会社の目的、表明されたポリシー、目標等の公的な立場との間の相違。 |
当社はグローバルに多岐にわたる事業活動を行う上で、経団連をはじめとするさまざまな団体や会合に参画し、当社の意見を発信しています。官公庁への意見発信の一例として、2022年4月に経済産業省がカーボンニュートラル社会の実現を目的として設立したGX(グリーントランスフォーメーション)リーグ検討への参画があります。当社はGXリーグを通して、社会のカーボンニュートラル化に役立つ新規ビジネスの創出を後押しできるよう意見発信を行っていきます。また2024年3月には、経済産業省が推進するサーキュラーパートナーズに参画し、サーキュラーエコノミーの実現に必要となる施策についての検討を実施しています。 なお、当社の2023年度の政治献金額は2,800万円です。 |
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リスクと機会の監視 | リスクと機会のビジネスプロセスへの統合 企業のリスク要因と機会を開示し、企業が特に(一般的なリスクとは別に)直面している主要マテリアル・リスクと機会を明確に特定。そうしたリスクへの企業の問題意識、リスクと機会の経時的な変化、そのような変化への対応について記載。 ここでいう機会とリスクには、気候変動や、データ・スチュワードシップ等も含む、経済面、環境面、社会面でのマテリアル・トピックを含めるべきです。 |
当社は、グループ全体の事業活動から生じる社会・環境への影響を適切に管理し対処するための方針を設定し、グループ内で周知・徹底を図っています。また、事業を開始する際の審査や定期的なモニタリングなどの全社的なフレームワークを整えております。具体的には、新規事業に係るデューデリジェンスにおける外部専門家を起用した環境評価や人権・労働面の評価や、事業実施に関する審査過程におけるサステナビリティ関連のリスク・機会の特定・評価と、特定・評価したサステナビリティ関連のリスクや機会を踏まえた、価値創造及び価値棄損に関する重要な対応策の検討・確認を行っています。 また、個別事業に関するリスク管理に加え、当社グループ全体が抱えるサステナビリティ関連のリスクの状況を把握し、経営の戦略的判断への活用を可能にする体制を整えております。具体的には、上述の重要社会課題(2024度からはマテリアリティに統合)とそれに対する長期目標・中期目標に基づくアクションの進捗状況のモニタリングを行い取締役会まで報告するほか、中期経営計画に基づく当社グループ全体の経営状況の定期レビューにおいて、サステナビリティ関連及び他の種類のリスクの全社的な状況を整理し、今後の管理・対応方針につき経営会議や取締役会にて議論し、中期経営計画における具体的な施策の検討等に反映しています。 |
資本配分のフレームワークにおける、経済・環境・社会面でのトピック 最高ガバナンス機関が、支出、買収、処分等の資本配分に関する主要な決定を監督する際に、経済的、環境的、社会的な問題をどう考慮するか |
当社の全社的な経営資源配分については、国内及び海外の経営トップが参加して年に二回開催される戦略会議の中で議論され、執行の最高意思決定機関である経営会議で最終的に決定し、取締役会の監督の下執行されています。各事業分野での戦略や経営資源を重点的に配分する成長分野の設定については、社会課題から生じる各事業分野の機会とリスクも踏まえて検討しています。 個別事業への投資検討の際には、収益性だけでなく、各事業の特性を踏まえ、必要に応じ環境・社会面への影響・リスク(汚染、生物多様性、水・その他希少資源の利用、人権の尊重、労働の安全衛生、その他労働環境、地域社会への影響等)について、外部専門家を起用した入念なデューデリジェンスを行った上で判断しています。また、投資の実行後も環境・社会面への影響について継続してモニタリングを行っています。 また、サステナビリティ経営推進に関する重要な非財務的側面に関しては、サステナビリティ推進委員会で方針・施策を検討し経営会議に諮っています。これらの取り組みは、経営会議に加え、取締役会の監督の下に実施されています。 リスク管理の詳細はこちらをご参照ください。 |
:中核指標 :拡大指標
テーマ | 指標 | 回答 |
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気候変動 |
温室効果ガス(GHG)排出量 |
データの報告範囲やCO2排出に関する詳細情報は、環境関連データをご覧ください。 また、当社が気候変動緩和に対する中期目標として掲げたCO2排出削減の取り組みについては、こちらをご覧ください。 |
TCFDの実装 |
当社は2019年3月にTCFDの最終提言に賛同し、2020年より、TCFDが推奨している枠組みに準拠した、気候変動問題に対する当社の「ガバナンス」、「戦略」、「リスク管理」、「指標と目標」に関する情報を開示しています。詳しくはこちらをご覧ください。 また、当社グループが取り組むべき重要な社会課題とその解決に向けた一歩進んだ中長期のコミットメントであるマテリアリティの一つに「気候変動問題を克服する」を定めています。当社グループは、長期目標として2050年までに事業活動のカーボンニュートラル化、中期目標として2035年までにCO2排出量を2019年比で50%以上削減することを目指します。 |
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パリ協定に則った温室効果ガス排出量目標 |
上記の通り、2050年までに当社グループの事業活動におけるカーボンニュートラル化を目指すとともに、社会のカーボンニュートラル化に貢献していく方針を長期目標として掲げました。また、2035年までにCO2排出量を2019年比で50%以上削減するという中期目標も設定しています。 目標達成のための具体的な取り組みはこちらをご覧ください。 |
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自然の喪失 |
土地利用と生態系の感度 |
当社が資本参加するマダガスカル共和国のアンバトビー・プロジェクトでは、1,600haにおいて鉱山開発を行う中、開発による生態系への影響を別の生態系を復元・創造することで緩和するための取り組みとしてBusiness and Biodiversity Offsets Program(BBOP)のガイダンス及びIFCパフォーマンス基準6に沿ったオフセットプログラムを実施しています。具体的な進捗としては、開発地域に類似した森林地域6,800haの保全を行う等することで、事業面積の9倍にもなる14,000haの土地でオフセットを実施しました。 |
土地利用と生態系への配慮 保護地域又は、生物多様性の保全のカギになる重要な地域(KBA)の中もしくは隣接して、所有・リース・管理している地域の数及び広さ(ヘクタール)を報告 |
当社は2022年6月にTNFDフォーラムに参画し、2023年度にTNFDベータ版フレームワークに基づくトライアル分析を、2024年度にTNFDに基づくトライアル分析を実施しました。分析の結果については、TNFD提言に基づくトライアル開示をご参照ください。 |
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淡水利用の可能性 | 水ストレス地域における水消費量及び取水量 全バリューチェーン(上流と下流)に関しても、必要に応じて、同様の情報を推計し報告。 |
当社グループにおける、水ストレス地域(※)での水消費量および取水量は、環境関連データをご覧ください。 ※水ストレス地域:世界資源研究所(WRI)が提供している「WRI Aqueduct」上で、水リスクレベルが3(High)以上の拠点としています。 |
:中核指標 :拡大指標
テーマ | 指標 | 回答 | ||||||||||||||||||||||||
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尊厳と平等 |
多様性とインクルージョン(%) |
住友商事グループには、性別や国籍の違いだけでなく、さまざまなライフスタイル、多様な価値観を持つ社員が在籍しています。ビジネスが多様化・高度化する中、変革期の世界で勝ち抜いていくために、多様な人財の「知」のミックスを競争力につなげていくことが不可欠であり、グローバル連結ベースの人財の多様性、特に一人ひとりの「強み」に焦点を当て、その力を組み合わせ、成長戦略推進に一層のドライブをかけていきます。 住友商事(単体)におけるジェンダー別の割合(2024年3月末時点): 住友商事(単体)における年齢層別の割合:
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給与の平等(%) |
住友商事(単体)においてジェンダーやエスニシティ等の従業員区分による、基本給や報酬の差異はありません。 |
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賃金水準(%)
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当社グループでは、グローバルにおいて各地域の最低賃金を上回る給与水準を設けています。なお、2023年度における住友商事(単体)における賃金水準は以下の通りです。 1.標準初任給は以下の通りで、ジェンダー間で差異はなく、且つ日本における最低賃金を上回る水準です。大学院卒:290,000円、大卒:255,000円 2.社長執行役員の年間総報酬と従業員年間総報酬の中央値の比率は559:18です。 |
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児童労働、強制労働のリスク 自社及びサプライヤーの業務において、児童労働・強制労働にかかわる重大なリスクがあると考えられる場合の説明。こうしたリスクは下記の点に関連して発生する可能性がある。
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住友商事グループ人権方針に基づき、2020年から人権デューデリジェンスを開始、当社グループ事業の人権リスク・影響の評価を実施しており、「強制労働・児童労働」を含め、優先して取り組むべき8つの顕著な人権課題を特定しました。 2020年度のデスクトップ調査の結果を基に2021年度から部門別の人権デューデリジェンスを実施しており、サプライチェーンでの強制労働・児童労働のリスクが高い分野として、食料関連事業及び繊維・アパレル事業を対象に社内インタビューを実施の上、リスク管理状況を確認しました。インタビューの結果、繊維事業においては、自社工場及び主要な委託先工場で顧客からCSR監査を受けていること、食料卸売事業においても米国労働省国際労働局(ILAB)が公表しているTVPRA(Trafficking Victims Protection Reauthorization Act)リストを活用し、リスクが高い国及び商材のサプライヤーに対してアンケート調査を行っている等、児童労働・強制労働のリスクを最小化するための管理が適切に行われていることを確認しました。 また、「紛争鉱物」が当社グループで取り扱う商品に使用されていた場合は、重大な児童労働・強制労働のリスクがあることから、定期的に各事業での調査状況の確認等情報収集を行い、一元把握に努めています。 人権における取り組みについてはこちらをご参照ください。 |
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結社の自由と団体交渉のリスク(%)
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2024年3月時点で、住友商事労働組合の組合員数は3,200人、住友商事(単体)の社員に占める労働組合員比率は64.7%となっています。 詳しくは人財(労働組合)をご参照ください。 |
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人権レビュー、苦情の影響と現代の奴隷制度(#, %)
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1.住友商事では、当社グループ人権方針に基づき、2020年度より人権デューデリジェンスを開始しています。当社グループの事業活動は多岐に亘っており、まずはデスクトップ調査において、事業を行う国や地域、属する産業の特性を踏まえ、それぞれの事業のバリューチェーンと関連性の高い人権リスクの仮説を設定しました。その後、社外有識者をはじめとするステークホルダーとの面談、専門家を起用した社内インタビュー(12の事業について実施)を経て仮説の検証を行い、発生可能性と負の影響を与えた場合に生じる深刻度の観点から、当社グループ事業が影響を与え得る人権課題を体系的に分類して、当社グループの8つの顕著な人権課題を特定しました。 (当社グループの顕著な人権課題:労働条件(賃金・労働時間)、結社の自由と団体交渉権、強制労働・児童労働、労働安全衛生、地域住民の健康安全、土地の権利、差別・ハラスメント、個人情報・プライバシー)人権デューデリジェンスの詳細はこちらをご参照ください。 2.2023年度に新たに市民団体、地域住民、規制当局等のステークホルダーから報告された指摘・苦情のうち、特定した8つの顕著な人権課題に関連した事案は14件でした(※)。ステークホルダーより報告・指摘を受けた苦情については、事態確認を行い、是正が必要な場合は、適切な対応を検討・実施しています。 3.別項「児童労働、強制労働のリスク」をご参照ください。 |
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健康とウェルビーイング | 健康と安全(%)
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住友商事(単体)における取り組みは以下の通りです。 1.労働災害の発生件数は以下の通りです。 2.以下の医療・ヘルスケアサービスの利用を促進しています。 |
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業務上のインシデントが組織に与えた金銭的影響額 (#, $) 業務上のインシデントの数と種類に、1件当たりの従業員と雇用主への直接費用を乗じて算出(規制当局からの措置や罰金、物的損害、医療費、従業員への補償費用を含む) |
住友商事(単体)において、2023年度に発生した業務上のインシデントは5件になり、影響額は発生していません。 |
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将来のためのスキル | 教育訓練(#, $) 報告対象期間における、ジェンダー及び従業員区分別の、一人当たりのトレーニングの平均時間 (従業員全体へのトレーニング時間の合計÷従業員数) フルタイムの従業員一人当たりの、トレーニングと人材育成の平均費用(従業員全体へのトレーニング費用の合計÷従業員数) |
住友商事(単体)において2023年度、各組織及び人事部主催で開催した研修の実績は以下の通りです。なお、研修はジェンダーによる受講制限は設けていません。 従業員数:5,020人 |
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トレーニングの金銭的影響(トレーニングによる収益力の強化)(%、$)
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住友商事(単体)における2023年度の実績は以下の通りで、対象は人事部が主催した研修です。 1.給与支払いに占める、トレーニングへの投資額の割合(%):2.1%(1,618百万円/76,480百万円) 2. 2023年に実施したエンゲージメントサーベイでは、トレーニングの実施もあり、「教育・研修」に関するスコアは好業績企業平均を上回り、従業員エンゲージメント向上に寄与する結果となりました。 |
:中核指標 :拡大指標
テーマ | 指標 | 回答 |
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雇用と富の創出 |
雇用者数と比率
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住友商事(単体)における実績は以下の通りです。 1.2023年度新卒採用 2023年度キャリア採用 2.2023年度平均勤続年数/ 離職者率※過去の推移は社会関連データをご参照ください。 |
経済的貢献
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1.a-eの項目については、「2023年度有価証券報告書」のp.139以降をご参照ください。また、fについては社会関連データ(社会貢献活動支出額)をご参照ください。 2.現在分析を実施していません。 |
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金融投資への貢献
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1.2024年度~2026年度の新中期経営計画「中期経営計画2026」においては、新中期経営計画期間中に1兆8,000億円以上の投資を計画しており、投資規律を維持し、成長分野で、強み、競争優位がある事業へ重点的に投資を実行していきます。 詳しくは、「2023年度有価証券報告書」のp.16 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】をご参照ください。 2.当社は、株主の皆様に対して長期にわたり安定した配当を行うことを基本方針としつつ、中長期的な利益成長による配当額の増加を目指して取り組んでいます。 2023年度の年間配当金は、当期の親会社の所有者に帰属する当期利益が3,864億円となりましたが、2023年度第3四半期決算発表時(2024年2月5日)に公表しました配当予想のとおり、1株当たり125円と致しました。その結果、2023年度の配当支払額は152,738百万円(自己株式取得額との合計額:184,803百万円)となりました。 2024年度に開始する「中期経営計画2026」以降の株主還元方針については、「SHIFT 2023」を通じた基礎的な収益力の向上、継続的な財務基盤の強化、持続的成長のための投資資金の確保などを総合的に勘案し、以下の通り見直しました。 本方針に基づき、2024年度の年間配当金は前期比5円増配となる1株当たり130円とする予定です。 ※1株当たり年間配当金の前期実績に対して、配当維持または増配を行うもの |
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インフラ投資とサービス支援 以下の事項を説明する定性的な開示。
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当社が2024度に更新したマテリアリティの一つとして「安心で豊かな暮らしを実現する」があり、さまざまな国や地域の人々のニーズを先取りし、全ての人々が心身ともに豊かな暮らしをおくり、当社グループと地域社会がともに成長・発展する好循環を生み出すことを目指しています。人々のニーズはその国や地域、個々人の状況や特性によっても異なり、「安全・快適でレジリエントな産業・社会インフラの整備」と「生活者の暮らしをより豊かにする高度なサービス・機能の提供」の両面が重要と考えています。 国内、海外で当社グループが展開する発電、造水、交通、通信事業等の産業・社会インフラ整備は、安心で豊かな暮らしの実現に貢献する取り組みであり、健全な事業活動を通じ、地域社会・経済の発展や人々の生活水準の向上に貢献すべく継続して取り組んでまいります。 当社では、事業としてのインフラ整備だけでなく、例えば鉱山事業では、鉱山開発に伴って道路、橋、上水道、病院、学校を建設する等、社会貢献活動の一環として地域コミュニティのインフラ整備にも貢献してきました。 |
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よりよい製品とサービスのためのイノベーション | 研究開発費総額($) 研究開発関連の総費用 |
住友商事グループにおける、2023年度の研究開発費の総費用は2,072百万円です。 |
コミュニティと 社会の活力 | 納税総額 法人税、財産税、控除対象外付加価値税、その他売上税、雇用主負担の給与税、その他企業にとって費用となる税金等を含む、企業の世界全体での総納税額と内訳 |
法人税等の支払い額は「2023年度有価証券報告書」のp.144,145の【連結キャッシュ・フロー計算書】をご参照ください なお、法人税等以外の税金項目の納税額については現在評価しておりません。 |
社会的投資の総額($) 社会的投資の総額(TSI)は、CECP評価ガイダンスで定義されたESG関連の取り組みの中で、「S(社会)」のために使用された企業の資源の合計。 |
当社の2023年度の社会貢献活動額は2,298百万円で、ボランティア休暇を取得した人数は7名です。詳しくは、社会貢献活動および社会関連データをご参照ください。 |